■ 六本木 Bouquet de France(フレンチ)
外苑東通りを乃木坂方面へ向かい、叙々苑の斜めの路地を入って100mもすると右手にこぢんまりとした店があります。店の名は『Bouquet de France』。
修行先のフランスで豚のおいしさに目覚めたとおっしゃる井本シェフと、料理人を経てソムリエとなられた奥様の原田マダムが二人三脚で織り成す、美味しい料理と素晴らしいサービスは掛け値なしの絶品さ。
僕はホント、こちらの店が大好きなんですよ。仲の良い知人を東京フレンチに誘うなら先ずは
『Bouquet de France』と決めているくらいですから。

こちらの特色はプロヴァンス地方の郷土料理を中心とした古典的なフレンチといった感じですが、それよりも前述の、「”豚”を使った美味しい料理を充分に堪能できるお店」としての認識が高いのです。
アミューズの豚のリエットから始まり、豚コンソメを使ったスープブータン・ノワール(豚血の腸詰)、豚足のフォアグラ詰めカスレグリエと、正に豚料理のオンパレード。
何せ、コースの中には『menu de Bouquet』という豚づくしのコ-スまでありますから。
食材としての”豚”も、イベリコ豚、白金豚(プラチナポーク)の定番から、沖縄産の山原(やんばる)島豚や今帰仁アグ-と多種多様。毎回、舌鼓を打ちっ放しです。
勿論、ドンブ産グルヌイユ(蛙)やフォアグラ、アスパラガスといった豚以外の食材にも手抜かり無しですよ。
お店の定番である「キャラメルづくしのアシェットデザート(盛り合わせ)」や僕イチ押しの「完熟トマトのコンポート バジルのアイスクリーム添え」などのデザートもまた格別なのです。
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本日頂いた豚づくしのコース(menu de Bouquet 【¥7,875】 )の内容はこちらです。
※ a la carteで一品追加。 【  】は同行者のチョイスです。

① amuse bouche(突き出し)
  豚のリエットが乗ったカナッペ
② hors d'oeuvre(前菜)一品目
  フォアグラと栗入り テリーヌ仕立てのブーダンノワール。  
  【下仁田葱のテリーヌ イベリコ豚の生ハム添え。トリュフのヴィネグレット
③ a la carte(コースに追加)
  フォアグラのポワレ 苺のソース(正式名称 失念)
④ hors d'oeuvre(前菜)二品目
  熱々 豚コンソメの熱々パイ トリュフ風味。
⑤ Granite(口直しの氷菓子)
  レモンとハーブのソルヴェ。(正式名称 不明)
⑥ viande(メインの肉料理)
  山原豚三枚肉の黒胡椒煮込み。
⑦ Dessert(デザート)
  キャラメルづくしのアシェットデザート。(盛り合わせ)
    ◆ 宮崎地鶏赤卵のクリームキャラメル(プリン)
    ◆ 沖縄黒糖のほろ苦キャラメルアイスクリーム
    ◆ しっとり仕立てのキャラメルパウンドケーキ
  【フランスの古典菓子『ヴァシュラン』 木苺ソースのアクセント
⑧ Cafe(食後のお茶)
  ハーブティー。

aperitif(食前酒)
 ミモザ(はっさく) 【ミモザ(台湾産ライチ)】
Vin Blancs(白ワイン)
 グラスでコート・ド・ローヌとシャルドネを。
Vin rouge(赤ワイン)
 ブルゴーニュの2,001もの。(¥5,500)

〆て、¥31,000でした。 


料理と並んで『Bouquet de France』の人気を支える、原田マダムの存在を忘れてはいけません。チャーミングな魅力を振り撒きつつ、折り目正しいサービスでこちらの気分を高めてくれる手腕はさすがの一言。
ワインや料理への造詣の深さとそれを薦める為の表現力の豊富さには頭が下がります。こちらの質問以上の答えが帰ってくる事もしばしば。それがまた押し付けがましくない自然な感じで、もっと聞いていたいとさえ思うのです。
そんな原田マダムが選ぶのは、「フランスが好きだから」という明快な理由でボルドー、ブルゴーニュ,アルザスなどの地域のものなどで、僕は好みを伝えて何時もお任せしています。マダムのお話が聞きたいのもありますし。

訪問した日も店内は満席で盛況。慌しく席と席とを飛び回るマダムの姿も、僕の中では楽しい食事のエッセンスになってしまいます。
料理ではメインの山原豚三枚肉の黒胡椒煮込みも美味しかったのですが今回再食でしたので、フォアグラのポワレ 苺のソースが文句無くこの日のNo.1でした。苺との相性がバッチリで、思い出したら食べたくなりましたよ。
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料理の旨さとサービスの心地良さががっちりスクラムを組んだ良店、『Bouquet de France』。機会があればぜひ訪問してもらいたい素敵な空間です。


Bouquet de France
ブーケ・ド・フランス
東京都港区六本木7-8-19小林ビル2F
都営大江戸線六本木駅7番出口より徒歩3分
03-3497-1488
11:30~(L.O.13:30)、18:00~(L.O.21:30)
定休日 火曜 第3水曜休
 
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by mudaashi | 2006-02-11 23:10 | 食(赤坂・六本木)


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