■ 銀座 ドン・ナチュール (ステーキ)
東京一美味しい(価格も高い)ステーキ店と評判の、新橋「麤皮(=あらがわ)」さんから独立した2名の方が銀座で開店したお店が「ドン・ナチュール」さんです。
「麤皮」さんは、コース料金が¥56,000から、肉単価は¥10,000/100g、赤ワインの殆どが¥30,000を超える値付けと、富裕層や経費族を
対象においた客単価なのに対し、「ドン・ナチュール」さんはコースに限って言えば「麤皮」さんの半値以下で提供します。
それでも一食に¥21,000も掛け、更にシャンパーニュとボルドー赤を頼む事になる訳ですから、かなりの出費を覚悟しなければいけません。
今回僕がこちらへの訪問を決めたのも「勢い」以外の何ものでもないですからね。

a0078055_12413628.jpg先ずは肉選びからですが、スタッフがテーブルに運んできた
ワゴンに鎮座する肉の塊は正に圧巻です。
「ドン・ナチュール」さんでは、必要以上に産地に固執する事無く、
全国から選んだ質の良い牛肉を提供されているようです。
本日提示されたブランドは、福島牛と隠岐牛の二つ。
隠岐牛はサーロインとフィレの両方が用意されております。
僕たちが今回オーダーしましたのは¥21,000のコース。
肉は400gの塊を焼き上げて提供される為に、二人で訪問した
際にいただけるのは大抵一種のみとなりますので、
今回は隠岐牛のサーロインをチョイスしました。

コース内容の詳細は後述しますが、用意された料理は「素材」、
「調理」共にレベルの高いものですね。
シェフ(「麤皮」さん出身)はフランス料理の経験もあるとの事で、
ステーキの前に供される冷前菜(蒸し鮑など3種)や甘鯛のポワレ
などもしっかりとした味わいで美味かったです。

合わせたワインは、シャンパーニュ、ボルドー共に美味しかった
のですが、値付けは若干高めですかね。

a0078055_12441432.jpgそしていよいよお待ちかねのステーキです。
紀州備長炭を使った炉窯で焼かれた肉がテーブル上で
二人分に切り分けられます。
ミディアムレアで焼かれたステーキは、表面はカリカリですが
中は綺麗なピンク色なのです。
一口大に切ったステーキを噛み締めますと、肉の旨みが
口中で一気に炸裂します。
赤身の旨さと脂身の甘さが、非常にバランスが取れていますねぇ。
この旨みを引き立てる味付けは、塩胡椒のみで充分です。
味を変えるためにマスタードも添えられていますが、脂身に
少々使った程度です。
200gの肉の塊を一気に平らげ、その旨みを充分に堪能。
炉窯で焼かれているため、食後感にしつこさが全く無いですね。
付け合せの野菜も抜かりの無い仕上がりで楽しめました。
満足度の高い一皿でしたね。





スタッフのサービスもしっかりしていて、良い雰囲気で食事の時間を過ごせました。
特にシェフと共に「麤皮」さんから独立された森地さんのこなれたサービスは印象的でしたね。
さて、本日の会計は〆て¥82,500
一人頭¥40,000オーバーの支払いは、やはり自分史上最大級の自腹金額となりました。
こちらへの再訪は(金銭的に)非常に厳しいですが、また何時の日かこちらのステーキをいただけたらと思っています。

a0078055_1240417.jpgドンナチュール
http://dons-nature.jp/
03-3563-4129
東京都中央区銀座1-7-6 河合ビル B1F
東京メトロ有楽町線 銀座一丁目7番出口より徒歩1分
17:00~22:00(L.O)
定休日 日曜・祝日




 
 
 
 
 
 
 
自分史上最大級の自腹

a0078055_12415973.jpg Jacquesson Brut Cuvee No.732 (¥15,000)
「ナポレオン最愛のシャンパーニュ」と呼ばれるジャクソン。
NV(ノン・ヴィンテージ)ながらもロット番号を表記し、年毎のキュヴェの個性を明確しています。
泡立ちが強く、その味わいは僕好みですね。













 冷前菜三種 
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穴子のテリーヌは出汁のジュレを添えて。

蒸し鮑は肝付き。
私的にあまり得意ではない食材ですが、これは美味しかったです。

厚切りのスモークサーモンはコンソメジュレとピンクグレープフルーツを添えて。
三種の中で、一番好みの味でした。

 甘鯛のポワレ 
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シャンパーニュのソースが下に添えられたポワレ。
今まで食べてきましたお気に入りフレンチと比べても遜色無しの旨さ。

 コンソメスープ 
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 魚介のサラダ 
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サイマキエビのエスカベッシュ、小柱、ウニなどが入ったサラダ。
酸味の強いドレッシングが効果的で、まずまず美味しい。


a0078055_12435294.jpg Ch. Pontet Canet 1999 (¥18,000)
同行者であるボルドー好きの知人にチョイスを御願い。
選ばれたのは99年のシャトー・ポンテ・カネです。
タンニンが強く、飲み応えのある一本でした。
しかし正直、こちらのステーキと合わせるには力不足ですかね。












 隠岐牛のサーロインステーキ(200g) 
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 デザート三種 
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グリーンマンゴー、パッションフルーツ、黒胡麻のアイス。

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by mudaashi | 2008-09-13 23:38 | 食(銀座・京橋・丸の内)


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