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■ 青山 RISTORANTE BECCACCIA(イタリアン)
リストランテ濱崎』の訪問から間を置かず、再び青山に足を向けさせる気にさせてくれたたイタリアンがここ、RISTORANTE BECCACCIAです。
口コミによる評判が上々な事と、席数の少なさもあって、現在は予約が取り難い店の一つになっています。
こちらの特色はトスカーナ地方の料理を供するところで、店名の前に"トスカーナ料理店"としっかり謳っている点からもこだわりが窺い知れたので訪問を決めたのです。

場所は青山通りを裏に一本入った路地のビルの地下で、通された店内は予想以上に狭く、テーブルの間隔も近いです。
平日の19:00に訪問したのですが、既にテーブルは埋め尽くされていて改めて人気の程を知る事になりました。 ちなみに客層は、会社帰りの若いカップル、年配の夫婦、女性4人組等など。

¥5,000、¥7,000、¥10,000とあるコースは全ておまかせ。 こちらの要望に合わせ、シェフが可能な範囲で組み立てる方式なのですが、自由度は低かったような記憶がありますねぇ。
本日は¥7,000コースをチョイスし、事前に調べた際に好評を博していた定番料理を織り込んでもらう事にした上で、更に各自一品ずつ、食べたい料理をアラカルトで追加してシェアする算段となりました。

ブロード(煮出し汁)を凝縮させただけのシンプルな「トマトのブロードリストレット」と、シエナ地方の伝統的な手打ちパスタ「アンチョビとブロッコリーのピチ」という人気メニューは共に今ひとつな味で残念。
さながら讃岐うどんのようなもちもちした食感のピチは別メニューの猪のラグーソースで食べた方が好みだったかもしれません。
しかしながら、トマトとモッツァレラチーズのカプレーゼを添えた「あん肝のフリット」やメインの炭火焼は期待以上の旨さを味わい大満足。
特に炭火焼は、「牛」と「鹿」という食材を(メインとして)軽んじていた僕の狭い見識を根底から覆したほどの旨さ。シェフの渡邊雅之氏は肉料理に長けていると事前に伺ってはいましたたが、いや実に素晴らしい。
中標津で狩猟されたツノジカ(フィレ肉)と道産のアンガス牛は肉の旨みを充分堪能させてくれました。 
が、アラカルトで追加したイベリコ豚を炭火焼にせず、ワイン煮込みとしてオーダーしたのは失敗でした。
折角のタン、頬肉、バラ肉の3種が、どうにも酸味の強すぎるソースに馴染めず、台無しになった感がありましたねぇ。トホホ・・・。

本日頂いた豚づくしのコース【¥7,000】の内容はこちらです。

① あん肝のフリットにトマトとモッツァレラチーズのカプレーゼを添えて
②モンサンミッシェル産ムール貝のマリニエール(※)
  ※白ワイン、魚のだし汁、エシャロットを加えて煮込み、バターを加えたもの。魚介類の調理法
③ トマトのブロードリストレット
④ アンチョビとブロッコリーのピチ
⑤ 中標津産狩猟ツノジカの炭火焼
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⑥ 下仁田ネギのロースト(アラカルトで追加しましたが、コースに組み込んで頂けました)
⑦ 北海道産アンガス牛の炭火焼
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⑧ イベリコ豚3種の赤ワイン煮込み(アラカルトで追加)
⑨ フロマージュのソースが掛かったモンブラン
⑩ エスプレッソ

 木苺入りのプロセッコ(グラス)
 白ワイン(Gavi di Gavi [2004] :ハーフボトル)
 赤ワイン(ネロディヌビ(うろ覚え)の97年物)

今回の会計、〆て¥30,580でした。

2名のホールサービスの内、一人(20代ぐらいですか)はパンのサーブ等、アシストに終始しており、実質一人(シェフの弟さん)でワインのサーブ、料理の説明、ローストした肉の切り分け・・・等々こなします。
その為に満席だと手が廻りきれない状態が続き、塩の効いた料理にワインもついつい進む為、リストランテではマナー違反とされがちな各自でのワインサーブがあちらこちらのテーブルで見受けられました。
サービス料を10%取るリストランテならば、正直もう一名ぐらい料理の説明が出来るソムリエを置いて欲しい所ですね。 店内の雰囲気も含めて、トラットリア寄りのお店です。
とは言え、『濱崎』に続いて青山で美味しいお店に出逢えました。肉の旨さを文字通り噛み締めさせてもらいましたからね。コースのシステムに慣れれば、かなり満足度の高いチョイスも可能かとも思います。
しかし、炭火焼がメインに多いこちらだからこそ、敢えて次回はアラカルトを試してみたい気がしますね。コースよりポーションが大きいと思われます肉達は、より一層の焼き加減をもって、肉の旨みを伝えてくれる筈です。
食後感も上々。近い内に再訪したいお店ですよ、ハイ。


リストランテ ベッカッチャ
TEL 03-5775-5203
FAX 03-5775-5313
東京都港区南青山2-6-15佐久間ビルB1F
18:00~0:00(LO)
定休日 日曜・祝日
 
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by mudaashi | 2006-01-25 23:59 | 食(表参道・青山)
■ 青山 リストランテ濱崎(イタリアン)
東京で予約の取り難いイタリアンとして知られる『リストランテ濱崎』は青山の住宅街の奥まった場所に隠れ家的な雰囲気を持って佇んでいます。
色合いが白と木目で統一されたシンプルでモダンな内装はセンスが良く、またテーブル間隔が程好く離れている所為もあり、心地良く寛げる感じです。
女性受けはかなり良さそうなので、その手を期待の向きにもお薦めと言うところでしょうか。
「シンプルすぎて口説くには不向き」との声もあるそうですけどね。

料理は¥8,000と¥10,000の二コースで、前者はメインを魚と肉から選択する事になり、後者の場合は両方供されます。今回、僕たちは¥10,000のコースで。
コースの各料理はポーションが少な目ですが、品数が多いのでトータルの食後感は充分です。
季節の果実をスプマンテで割った食前酒や、和食の八寸を模した前菜の盛り合わせ、品数も充実のドルチェ(デザート)などは、見た目にも楽しく厭きさせません。
肉や魚の火入れの技術やソースの完成度もかなり高かったですね。
この日頂いた料理で特に良かったものは、前菜の『季節の素材を生かした八品の前菜の盛り合わせ』とメインの『鶉のロースト バルサミコと蜂蜜のソースで』。
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どちらも『濱崎』定番の人気料理なのですが、特に『鶉』は付け合せの人参のピューレと共に食しますと旨みが増して満足させられましたね。
料理以外の部分に目を向けると、男性4名のサービスは好感持てるものでしたが、入れ替わり立ち代りでやや忙しない気がしました。

本日頂いたコース(¥10,000)の内容はこちらです。
  ※ 【 】は同行者チョイスの料理
① ENTRATA  
  パルミジャーノ・レッジャーノのガレット
② ENTRATA
  本日の冷たいスパゲッティーニ (国産カラスミと生ウイキョウ )
③ ANTIPAST
  季節の素材を生かした八品の前菜の盛り合わせ
    1.ペコリーノロマーノ(※)と林檎のカクテル
       ※ 羊のチーズ
    2.さいまきエビのフリット
    3.蕪に乗せた、鶏の白レバーペースト
    4.モッツアレラチーズ(※)を挿んだサラミ
       ※ 水牛のチーズ
    5.穴子の白焼き 山葵ソース
    6.ヒラメのカルパッチョ仕立て フルーツソース
    7.トコブシのグラタン
    8.パイ詰めの牛肉の煮込み(※)
       ※ テイストはアニス(八角)
④ PRIMO PIATTO
  鹿肉と栗のラグ-和え タリアテッレ 【トスカーナ風 野菜の煮込みオーブン焼き
⑤ SECONDO PIATTO
  リコッタチーズ(※)のラヴィオリ ドライポルチーニのトマトソース和え 
   ※ チーズを作る時に出るホエー(乳清)を再加熱して作られるチーズ
⑥ RESCE
  金目鯛の炭火焼 蕪のピュレ添え
⑦ GRANITE
  レモンとライムのソルヴェ
⑧ CARNE
  鶉のロースト バルサミコと蜂蜜のソースで 【イベリコ豚の炭火焼】
⑨ DOLCE 
  カラメルのプリン アマレット(※)のジェラート添え 【本日のDOLCE = クリームブリュレ
   ※アンズの種から取るイタリア産リキュール
  苺のミルフィーユ キャラメルのジェラート添え(別料金で追加)
⑩ CAFFEE PICCOLA PASTICCERIA
  カプチーノと小菓子

苺とベリーのゼリー寄せをスプマンテで割って(グラス)
白ワイン(シャルドネ:グラス)
赤ワイン(ピエモンテのバローロ 2,001)
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今回の会計、〆て¥34,000でした。支払い金額以上に楽しめましたので満足度はとても高いです。

一品一品にゲストを持て成す心が反映された質の高い料理に、食事中はかなりの割合で「旨い」を連呼した僕なのですが、これで足繁く通うかと問われたら・・・ちょっと難しいところです。
定番料理が多数占めるこのコースは、「ブレがなく安定した旨さ」の反面、「変化に乏しい」気がするのです。 訪問する度に僕の中で満足度に対するハードルが上がっていくと思いますしね。
年に2回、季節の変わり目毎の訪問で充分な感じがしてしまいます。 まぁ、予約が取り難いので、そうそう頻繁には訪問出来ないでしょうけどね。
そうは言っても素晴らしき良店である事に依存などありません。「東京一、予約の取り難いイタリアン」の評判は伊達じゃないです、ハイ。

『濱崎』恒例の、濱崎シェフとマダムのお見送りをもって宴もいよいよ終了です。 美味しい料理と寛ぎの空間でのお持て成し、ありがとうございました。


リストランテ濱崎
東京都港区南青山4-11-13 サンライトヒル青山1F
東京メトロ各線 表参道駅より徒歩10分
03-5772-8520
18:00~21:30(LO)(要予約) ランチ12:00?14:00(LO)(木~土のみ)
定休日 日曜
 
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by mudaashi | 2006-01-16 23:40 | 食(表参道・青山)