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■ 食堂かたつむり/小川 糸
アミューズ所属の作詞家でもある小説家・小川糸さんの作品。

ある意味、夢物語とも言える作品ですが、時折「野卑」で「俗」な人や物を挿し込んで現実感を与えております。
展開にもラストにも心を揺らされる事はありませんでしたが、料理の描写や、登場する食材・ワインに、
食べる事、特に外食好きな僕は、割合に楽しめました。

まぁ泣けはしなかったですけどね、これぐらいでは。
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by mudaashi | 2008-03-31 18:13 | 読了
■ 国立 マルセル (フレンチ)
この時点ではまだまだ肌寒かったのですけど、春の食材・ホワイトアスパラをいただきに訪問です。
桜通りの桜見物での賑わいそのままに、「マルセル」さんの日曜ランチも盛況の満席でした。


本日いただいた、menuA(¥1,890)の料理はこちら。

entrée froide
 ブレス産地鶏のガランティーヌとホワイトアスパラ (+¥2,000)
骨を抜いた鶏肉に色々な部位の肉を詰めて、ゼラチンの多いフォンで煮た冷製料理。
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周りに巻かれた皮の脂が、肉の旨みを際立たせてますね。
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フランス産のホワイトアスパラは、茹で上げを添えて。
シャキシャキした食感と、仄かな甘味と苦味。
やはりこの時季、食べない訳にはいきませんよ。


poisson
 カサゴのポワレ 新海苔のバターソース 
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メインには魚を。
カサゴは、他の白身魚よりも味がしっかりしてますね。
それを引き立てる、新海苔のバターソースがまた格別。





マルセル
http://www.linkclub.or.jp/~marcel/
〒186-0004
東京都国立市中2-4-8 矢沢ビル107
JR中央線 国立駅南口より徒歩12分
042-573-7887
12:00~14:00(ランチ) 18:00~ (ディナー) ※現在平日のランチはお休み中です。
定休:毎週水曜日
 
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by mudaashi | 2008-03-30 15:19 | 食(国立・西国分寺・立川)
■ 新橋 とんかつ明石 (とんかつ)
こちらのとんかつ屋さんは、今まで僕が足を運んだお店の中で一番のお気に入りなのです。


ロースかつ定食 (¥1,300)
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150gのこちらと、230gの「特ロース」があるのですが、150gでも十分過ぎるほどのボリュームでしょ。
「明石」さんのとんかつは植物油のみで揚げてあるため、このボリュームでも最後まで美味しくいただけます。
勿論、肉の旨みも充分です。藻塩で食べるのが一番好きですかね。



いやぁ、変わらぬ美味しさに安心、そして満足しました。
次回はあまり間を置かないで訪問したいですね。


とんかつ明石
〒105-0004
東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル4F
JR新橋駅  烏森出口より徒歩直ぐのニュー新橋ビル4階
03-3593-0017
11:00~22:00
定休日 日曜日
 
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by mudaashi | 2008-03-29 14:10 | 食(新橋・神田)
■ 私の男/桜庭一樹
a0078055_0163155.jpg2,008年の第138回直木賞受賞作品。
黒くて暗い、血の呪縛から逃れるように生きてきた父と娘を描いた衝撃作。

おとうさんは、かつて私と愛しあっていたことを忘れないでいてくれるだろうか。
もしも、これっきり、逢わなくても。
私という女を、このふるびた血の人形を、ちゃんと憶えていてくれるだろうか。
おとうさんは・・・・・・・。 おとうさんは・・・・・・。


過去に遡って行く構成は、物語の展開に対する読み手の想像力を強く掻き立たせます。
その余韻は読みきった後も深く長く続いていきます。
「家族」とは、「幸せ」とは、そして「人間」とは如何なるものなのか?
禁忌を犯した父娘の人生を通して、突きつけられる質問。
一読の価値有りです。
 
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by mudaashi | 2008-03-28 22:14 | 読了
■ イン・ザ・プール /奥田英朗
a0078055_3454136.jpg稚気が過ぎる破天荒な精神科医・伊良部と、妙な病気を抱えて彼の元を訪れる患者達が
織り成す騒動を描いた連作短篇集。

チームバチスタの栄光」の白鳥圭輔に負けず劣らずの強烈なキャラ、伊良部の個性でグングンと
読み手を引っ張る快作です。
表題作を読み終えた後の正直な感想は「有りがちなオチだな」。
それで高を括って次作を読み始めると、その”有りがちなオチ”を欲している自分に気付きました。
それはまるで、伊良部のカウンセリングにも似た奇妙な満足感。
いやぁ、上手いですねぇ。

一押しは「いてもたっても」。
自分の事を書かれているようで、「あるある」と頷きながら読み耽りましたね。
 
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by mudaashi | 2008-03-23 20:19 | 読了
■ 平井 レストランコバヤシ (フレンチ)
僕の好きなイタリアン、リストランテ・フィオレンツァハシモトシェフからは、色々な美味しいお店を紹介していただいております。
その中にはハシモトシェフの同期の方や後輩の方が腕を奮うお店も数多くあります。
今回お邪魔しました「レストランコバヤシ」さんもその一つで、オーナーシェフの小林邦光さんは20年来の後輩にあたるそうです。

「フランス料理マニアがこぞって集う店」とハシモトシェフが表現される通り、「美味しい物をただ作りたい一心」で腕を奮われる
小林シェフの魅力に、連日多くのお客さんが平井という地に引き寄せられています。
そういう僕も一時間弱掛けて、初めて平井の地を踏む事になりましたけど、その間ずっと心躍り放し。


本日はアラカルトをいただきます。
メインにはロニョン(仔牛の腎臓)を据え、全体的にしっかりと。



いや~、噂に違わぬ素晴らしいお店でした。
ランチから、殆どのアラカルトがチョイス出来るのが凄いし、嬉しいです。
ロニョンをランチで供するお店って、こちらぐらいではないでしょうか。

今回の訪問は平日のランチという事も有り、お客さんは僕を入れて4組。
当然、週末や祝日の満席の場合とは違ってくるでしょうが、メートルとギャルソン2名のサービスも
ソツが無く、それでいてフレンドリーな雰囲気が醸し出しされていて良かったですね。

しっかりアラカルトを楽しみましたからお値段は少々張りましたが、満足感たっぷりです。
こちらはジビエでも有名(先シーズンは9種の用意があったとの事)なお店でもありますので、またその時季に必ず再訪します。
いや、多分そこまで待てずに何回か訪問しそうだなぁ。




RESTAURANT Kobayashi
レストランコバヤシ
http://air.onwave.jp/kobayashi/index.html
03-3619-3910
〒132-0035 東京都江戸川区平井5-9-4
 
 
11:30~14:00(L.O.) 18:00~21:00(L.O.)
定休日 火曜日
 

料理の数々。
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by mudaashi | 2008-03-21 14:30 | 食(浅草橋・平井・押上)
■ 照柿(上)/高村薫
「マークスの山」に続く、合田刑事第2幕。
現代の「罪と罰」と評される作品。

冒頭の、達夫の働く熱処理棟の描写が圧倒的な質量と熱を帯びて、読む者に襲い掛かります。
この時点で「マークスの山」同様、「一筋縄ではいかないな」という気にさせられましたよ。
更に合田の変調振りが読み手の想像を超えていて、上巻の終盤部分での暴走には唖然。
俄然、下巻が楽しみになりました。
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by mudaashi | 2008-03-15 20:23 | 読了
■ 照柿(下)/高村薫
「マークスの山」に続く、合田刑事第2幕。
現代の「罪と罰」と評される作品。

物語が生む圧倒的な質量と熱は最後まで衰える事無く、読む者を打ちのめしました。
寸での所で踏み止まった合田が受けた罰はこの先の彼の人生にどのような影を落とすのでしょう。
読み終えた後、暫くは他の本を手に取る気分にはならなかった程の凄い作品です。

レディージョーカー」もいってみますか。
 
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by mudaashi | 2008-03-15 17:21 | 読了
■ ノーカントリー (新宿オデヲン座)
a0078055_19104823.jpgコーマック・マッカーシーの「血と暴力の国」をコーエン兄弟が映像化。
第80回アカデミー賞、主要4部門受賞。

Call It Friend-O

月並みな意見でしょうけど、やはりハビエル・バルデムの存在感が凄いですね。
その姿に、観る者は息が詰まるような緊張感を強いられます。
また、追われる男を演じたジョシュ・ブローリンも良い味出しています。
コーエン兄弟の監督作品は初見だったのですが、かなり楽しめました。
バートン・フィンクやファーゴも見てみたいですね。
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by mudaashi | 2008-03-15 15:37 | 視聴・鑑賞終了
■ 京橋 リストランテ・フィオレンツァ (イタリアン)
久しぶりの再訪は、またもランチでした。
事情により、当日飛び込み訪問でしたので。
これも「フィオレンツァ」さんの安定した実力を知ればこその成せる業ですね。
本日は¥3,500のコースをチョイスです。


本日も食後感は大満足でした。
興味津々でした「ウサギとアカザエビのパンチェッタ巻き」もいただけましたし。
しかし春の新メニューをもっと味わうには、やはりディナー訪問を果たさねばいけませんね。
来月にも狙ってみますか。





リストランテ・フィオレンツァ
http://www.carpediem1995.com/fiorenza.html
03-6425-7208
東京都中央区京橋3-3-11 京橋サウス1F
東京メトロ銀座線 京橋駅より徒歩2分
東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅より徒歩2分
東京メトロ銀座線、日比谷線、丸の内線 銀座駅より徒歩8分
12:00-L.O. 13:30 18:00-L.O. 21:00 ワインバー 21:00-L.O. 24:00
定休日 日曜日
 
 

¥3,500のコース
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by mudaashi | 2008-03-15 14:30 | 食(銀座・京橋・丸の内)