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■ 蕎麦の話もしておきましょうか。(その1)
先日、久しぶりに蕎麦を食した(喬盧庵@国立)訳ですが、一応都内の有名処にも訪問経験は
あります。
馬鹿舌なりに蕎麦本来の味を堪能してみようと一時期集中して蕎麦屋巡りを敢行しましたねぇ。
休日の昼間に訪問しまして、2~3品の酒の肴(玉子焼きは必食です)と日本酒を冷で楽しんでから、せいろやざるで〆るのが好きなのです。
この使い方に最も適していると思いましたのが次の三軒です。

 九段一茶庵 (九段下)
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玉子焼きと蕎麦味噌で「まつもと」という京都の美味しい日本酒をいただき、
名物の五色蕎麦で〆ました。
けしきり、田舎、白雪、せいろ、そして季節そばの5種類が並ぶ五色蕎麦ですが、僕は中でもけしきりと田舎蕎麦が好物でしたねぇ。
この回の訪問でいただいた季節そばは四万十川の青海苔を練り込んだ蕎麦でした。
雰囲気も比較的落ち着いていますが、平日休みの昼時に訪問した際は、サラリーマンの団体が
ワイワイやっていて鬱陶しかった事を覚えています。

 松翁 (千代田区猿楽町)
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こちらは日本酒の種類が豊富なのが嬉しいです。  訪問した際にいただいた日本酒は、「飛露喜 純米吟醸 山田錦」 。
一合¥1,180と奮発しただけに納得の旨さです。 お通しの蕎麦味噌を舐めつついただくと、
すいすい入っていきましたね。
肴には、海老1尾と季節の野菜2種、そして穴子が3尾で¥1,400の天ぷらをチョイスしました。
順々に揚げたてを供する天ぷらは、海老は塩で、他は天つゆで頂きます。 特別感は無いですけど美味しくいただきましたよ。
〆の蕎麦は、普通の蕎麦と田舎蕎麦の盛り合わせである、 合もりをいただきます。
量もしっかり、歯応えしっかりで申し分無しの美味しさでした。 汁は好みで濃口か薄口を選べます。
ここまで言う事無しのベタ褒めでした松翁ですが、惜しむらくは接客がイマイチな点ですね。
接客係の年配の女性陣は皆、不愛想でしたねぇ。 今もそうなんでしょうか? 

 総本家 更科堀井 
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一時期、TOHOシネマズ六本木ヒルズで映画を見た後の昼食時によくお邪魔していました。
ここは肴の種類が多いのと、置いてあります「日高見」という宮城の生酒が美味しいので気に入ってましたね。
蕎麦は更科よりも田舎の方が好みですが、前述の2軒よりも少し劣る感じがしました。 
僕には充分ですけどね。
 
by mudaashi | 2006-10-16 23:25 | 食(神保町・淡路町・九段下)


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