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■ 銀座 ル・マノワール・ダスティン (フレンチ)
3連休の初日、土曜日のランチ。
訪問店を決めぬままに電車に乗り込みまして、車中で思案に明け暮れました。
満席で断られたお店有り、土壇場で「行く価値無し」と判断したお店有りで、最終的に飛び込みランチが成功致しましたのがこちらのフレンチ。
2年ぶりの再訪にして、初のランチ訪問です。

本日は¥4,800のコースで。
前菜二品と、「本日の魚料理」か「本日の肉料理」をチョイスする形式です。
前菜は選択肢も多く、スペシャリテなどもエントリーされていて嬉しいのですが、メインはそれぞれ一種類だけなのが残念。
「肉料理」の「鶏の煮込み」は失礼ながら魅力を感じられず、「スズキのポワレ」を選択です。
前回いただいた、「穴子のポワレ」や「鮟鱇のカスレ」が美味しかったので、そこを期待して。


結果的に、こちらはディナーで伺った方が”より楽しめる”お店だと思いました。
メインの充実感が全然違いますし。
心躍ったのは「人参のムースとコンソメジュレ ウニ添え」だけだったのは残念でした。
ランチも「シェフのお任せコース」はありましたが、ボリュウムを考えて今回は断念。
体調を整え、戦闘モードでディナーの「お任せコース」をいただくのが、ベストかと思われます。

少し気になったのは客層。
カジュアルな服装で、手にはビニール袋をぶら下げて入ってきた男性客。
携帯のシャッター音(それも大きな電子音)を響かせ続ける年輩客4人組。
ランチだからでしょうか?
銀座の老舗フレンチにしては「お独り様」の利用もスムーズな、入り易い雰囲気とは聞いてはいましたけど・・・。




ル・マノアール ダスティン
〒104-0061
東京都中央区銀座8-12-15
03-3248-6776  03-3248-6777 (FAX)
JR新橋駅より徒歩7分。銀座線新橋駅より徒歩6分。
丸の内線銀座駅より徒歩8分。日比谷線銀座駅より徒歩8分。 
11:30~14:00 (L.O)
18:00~21:30 (L.0)
※上記営業時間は目安。
定休日  無休
総席数  35人(着席時)
サービス料 10%
 
 
 



 
 
 
Amuse
 ブータン・ノワール 
「ル・マノワール・ダスティン」さんのアミューズと言えばこちら。
僕が好きな、一口大の豚の血の腸詰です。

entrée froide
 人参のムースとコンソメジュレ ウニ添え 
こちらはスペシャリテ。
■ 銀座 ル・マノワール・ダスティン (フレンチ)_a0078055_23565138.jpg
人参とウニの甘味を引き立てる、丁寧な作りのコンソメジュレ。
上々の滑り出し。


entrée chaude
 香ばしいフォアグラのポワレと甘酸っぱい苺の取り合わせ 
自信の好物は、意外な落とし穴でした。
ポーションは小さめ。 まぁそれは良いです。
もう少し表面がカリッと仕上げた方が好みですし、苺のソースが前面に出過ぎの感がしました。


poisson
 本日の魚料理(スズキのポワレ) 
色々な野菜が並びます、スズキのポワレ。
■ 銀座 ル・マノワール・ダスティン (フレンチ)_a0078055_2357877.jpg
良く見ますと、スズキの他にフリットされた魚の姿が。
ギャルソンに尋ねましたところ、これが鮟鱇の脂の部分。
最後まで飽きる事無く、楽しめました。
やはり、魚料理を選択して正解でしたね。


dessert
 ワゴン・デセール 
数種類のデセールからチョイスしましたのは、
「フロマージュブランのソルヴェ」、「ココナッツのムース」、「ショコラムース」の三品。


petits fours
 プティフール 
ホワイトショコラのムース」でした。

 
by mudaashi | 2008-02-09 15:15 | 食(銀座・京橋・丸の内)


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